タイカンコート
氷点下用化粧材
水性でありながら氷点下の寒冷地での施工が可能です。改修時にはシーラー不要で最短1工程でも仕上げることが可能な省工程仕上げ材です。
-
透 明
-
防 水
-
防 汚
-
防 滑
-
着 色
-
遮熱・断熱
-
氷点下
-
石 材
特長1
水系仕上げ材でありながら、氷点下(0~-10℃)環境での施工が可能です。
特長2
各種既存下地に対する密着性に優れ、下塗り材が不要です。
特長3
一液型で、通常2回塗りで仕上がるため省工程で素早く仕上がります。
特長4
水系仕上げのため安全性と環境面に優れています。
従来の外装仕上げ材の多くは外気温が5℃以下での施工が困難であり、特に冬季の寒冷地では施工ができない場合が多く見られます。また、寒い時期に施工可能な仕上げ材も、溶剤系仕上げ材の場合は、火災・周辺環境、作業者への安全性の問題を有しています。「タイカンコート」は、これら従来の仕上げ材の問題点を解決する、氷点下施工・寒冷期施工が可能な水系仕上げ材として開発されました。
適用下地
- コンクリート
- モルタル
- ALCパネル
- サイディングボード
- 各種既存塗装面
樹脂の種類
- アクリル樹脂系
標準塗り工程数
- 1層1~2工程(新築時は2層2~3工程)
- 詳しい施工については施工要領書をご確認ください
→施工要領書ダウンロードページへ
塗膜の仕上がり
- 着色仕上げ
防水保証
- なし
注意事項(新築の場合)
- 気温35℃以上、湿度80%以上の時は施工を避けてください。
- 下地の乾爆時間は通常コンクリートで3週間以上とし、含水率8%以下、アルカリ度PH10以下などを目安に、仕上げ材との接着が失なわれないよう十分な乾爆が必要です。(特にコンクリート表層部分に水分が凍結している場合、施工後に塗膜剥離の原因となりますので注意が必要です。)
- モルタルの浮き、硬化不良、欠け(傷)、ALC板の破損、亀裂等は予め現場係員の指示を仰ぎ適切な処置を行ってください。
- 下地表面にほこり、セメントノロ粉、エフロレッセンス、型枠離型剤の残存物が付着している場合は、ワイヤーブラシ、サンダー、シンナーなどで除去清掃してください。付着物が残れば、その部分の接着力が弱くなり、付着不良や、剥がれの原因となります。
- 下地の不陸、目違い、突起(でっぱり、すじ、波打ち)、豆板、気泡穴などがある場合は、はつり、サンディング、モルタル補修、セメント系フィラー処理を行い、仕上げ模様により許容できる範囲に調整してください。
- 下地のヘアークラックは、刷毛またはゴムベラなどで、タイカンコートを拾い塗りし、クラック部分は理め込んでください。大きなクラックはUカットシール工法等で補修してください。
- この製品を取扱う前に必ず、施工要領書と安全データシートをご一読ください。
注意事項(改修下地の場合)
- 気温35℃以上、湿度80%以上の時は施工を避けてください。
- 下地の不陸、目違い、突起(でっぱり・筋・波打ち)、豆板、気泡などがある場合は、はつり、サンディング後、モルタル補修、パテ処理を行い仕上げ模様の許容できる範囲に調整してください。
- 小さなクラック(0.5mm以下)は、刷毛またはゴムベラなどで、タイカンコートを拾い塗りし、クラック部分は埋め込んでください。大きなクラックはUカットシール工法等で補修してください。
- 汚れやホコリなどは高圧水洗浄又は、ワイヤーブラシなどで洗浄してください。
- 特殊材料で仕上げられた下地については、その都度打ち合わせの上、下地処理してください。
- この製品を取扱う前に必ず、施工要領書と安全データシートをご一読ください。
荷姿
下塗り材
商品名 | 入目 | 種類 | |
タイカンコートシーラーK | 15kg/4kg | 水性 | 1液型 |
上塗り材
商品名 | 入目 | 種類 | |
タイカンコート | 15kg | 水性 | 1液型 |
その他
商品名 | 入目 | 種類 | |
タイカンコート薄め液 | 16kg/4kg | 溶剤 | 1液型 |
タイカンコート資料ダウンロード
製品情報はこちら
セブンケミカルの製品は種類が豊富です。
商品名、機能面、下地面、お悩み別と、それぞれ用途にあった製品をお選びください。